呉羽さんかっけえええ!!!
今回は悩める晶&京谷カップルに大人成分溢れる呉羽&恒星が仕掛けまくる回でしたね。
いや、今週の話はまったく予想がつかなかった、、、
見終えた直後の瞬発力だけで今書いているのですが、特にラストの畳み掛け具合ですよね。
晶&恒星の夜道を歩く長回し、呉羽&京谷のタクシー内。痺れました。
「無限定適正意見」だの「限定適正意見」だの会計用語をちりばめながら京谷との今後の相談にさらっと乗ってあげる恒星のウマさ。序盤に監査事務所時代の先輩とのやりとりは「なんの伏線だろう?」と思っていたのですが、まさかここで使ってくるとは。
ままならない男女関係がさらに動いた(動きまくった)第三話でしたが、情報量が多すぎて整理するのがなかなか難しいです、、、なので、気になった所だけをつまみつまみ。
恒星の過去が徐々に明らかに
その経歴に謎が多かった恒星ですが、第三話にしてだいぶ情報開示されましたね。
父親とは死に別れていること。大嫌いな兄がいて、そんな彼を助けようとしたことから粉飾決算に手を貸すようになってしまったこと。おそらく今後兄と再開する展開が用意されているであろうこと。
晶がなんだか気になってしまうのは、晶が兄に似ているからだとも恒星は言っていましたね。「兄貴が子供の頃から本当に嫌い。嫌よ嫌よも好きのうちとかそういうのじゃないくらい本当に嫌い」そんな風に憎しみを表現していましたが、それも恒星流の愛し方なのではないでしょうか。
そして、晶と初めて出会った5tapの1周年記念パーティについて、意外にも重要な日だったこともわかりました。
その日は助けたはずの兄と決別した日でもあり、その代わりに晶と出会った日でもある。
気になるのは、他の女を誘って事務所に連れ込んだことと、その日に晶を誘ったという両方の話があること。これ、話がなんだか噛み合ってないような気がして、晶もちょっと煮え切らないような話し方をしているように感じました。もしかしたら、まだ言ってない情報があるのかもしれません。
あの子供、だれ!??
もう一つさりげなく、そして初めからいたかのごとく登場してきたのが、千春家にいる子供です。寝たきり状態のお父さんはもう施設に送った方がいいと、とんでもないことを言い放ちました。こういうのって、子供自身で言えるような言葉じゃないというか、「施設」とか「みんな幸せ」などのワードは大人が話しているのを聞いていない限りは出てこないと思うんです。
となると、このなぞの子供にそれを吹き込んだ大人がいることになって、千春の周囲にいる大人は誰か、、、と考えると、若干嫌な気持ちになりますよね。千春は旦那の看病でほとんど友達がいない、と京谷が言っていただけにある程度絞られます。
もう一つは、
あれは誰の子供だ!
いや、これですよ。ツッコミ不在で進行していきましたが、子供に関しての説明が全くありませんでした。一週間気になって眠れないじゃないか、野木さんずるい、、
前後の会話の文脈から言うと、可能性が高いのは、
京谷の妹の子供
の線ですよね。ただ、小笠原にいる、との話と、京谷の話ぶりからして結構年齢の離れた妹だということから、あの年頃(5歳くらい?)の子供がいるのはよっぽど若くして産んだ場合くらいですよね。
もう一つの線は、
京谷と朱里の子供
になりますが、これはさすがにないかな、、、、
千春の認識では朱里と別れたことになっているし、未だに住み着かれていることを隠しているくらいですから、いくらなんでも子供を母親のところにいさせないのでは。
でも、そういう話だったとしても不自然じゃないのが面白いところです。
我らが菊地凛子姉さん
今回のリーディングアクターとなった呉羽こと菊地凛子さんですが、私的にどハマりしたのが「モテキ」でのリンダ役です。
これもバツイチ子持ちの元ヤンキーの役なのですが、かっこいいこと。
男性を巻き込んでのしのし進撃していく強い女性、を演じるのがとても上手で、最近では「パシフィックリム」でハリウッド映画にも出演していました。
武術に秀でた日本人女性、森マコ役です。続編の「パシフィック・リム アップライジング」では司令官に昇進してすぐ死んでしまうためあまり活躍しないので、呉羽さんの演技を堪能したい方は「パシフィック・リム」をご覧ください。
私の中では菊地凛子=姐さんのイメージがかなり強く定着しているため、けもなれを見ながらうずうず(みぞみぞとも言う)していたのですが、今週はそんな魅力をたっぷり味わうことができたのでリピート確定です。
京谷をタクシー内で誘った真意は一体どこにあるのかもこれから明かされていくのでしょうし、未だに姿を見せない旦那(根強いパトロン説)は誰なのかも楽しみです。
そんなこんなで、今回は本当に感想っぽいレビューになってしまいましたが、考察の方はがっつりやりますよ!!